昨年は僕にとって、本当に転機となる年でした。それは7月に転職をしたことに始まりました。
実家から以前の会社に通うこと6年。転職先は実家から通うには遠く離れた場所であり、しばらくは通っていましたが、とうとう年末に会社近くに引越しを終えました。
一人暮らしは今回で2回目でした。1回目は大学時代の4年間です。当時はこのまま一人暮らしが続くと考えていたのですが、就職先と、金銭的な都合で実家に戻ることになったのです。
おそらく今回は、実家に戻り住むことはもう無いでしょう。次の職場では腰を落ち着かせるつもりですし。引越し先から実家までも距離も遠く、そうそう帰ることもできません。
両親は私に家にいてほしいようでしたが、私は次男。いずれは家を出て行くと自分でも決めていましたから、決心は揺らぎませんでした。
さて、引っ越した今、両親には申し訳ありませんが、本音を言うと感傷的というよりも期待感の方が高く、日々、楽しんでおります。
学生時代に経験していた一人暮らしでは、アパートに帰っても味気なく外で遊んでいたい気持ちになっていたものでしたが、今は違います。知識も経験も増え、収入もあるお陰か、部屋の空間作りから家具、家電選びと楽しむ要素がたくさんあります。友人を部屋に招き、ホームパーティーを行なうのがここまで楽しいものだったとは。今まで少し損をしていた気になってしまいました。
楽しい日々が始まったわけですが、それでも時折、昨年の最後の実家暮らしを早くも懐かしむ時があります。それは大抵、夜に布団に入った時と、朝目が覚めた時です。ふと見上げた天井が見慣れたものでは無いのです。
小学校入学した時から自分の部屋を持つようになってから毎日朝晩、横になれば目に入っていた自分の部屋の天井。成長するたびに手が届くまでになってしまったあの天井。今は違う。そんなことを考えると、まだ見慣れない違和感のある天井がぼやけて映ってしまいます。
長い人生で考えれば4分の1程度の年月でしたが、今の段階では、ほぼ人生の全てをあの家で過ごしてきたのです。今だからこそ、感謝の思いが薄れない今のうちに、自分を守り育ててくれた実家に心から「ありがとう」と伝えたいです。
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