マイケル・ジャクソン。彼がどんな人物か、あらたまって説明するまでも無いでしょう。それだけ偉大で有名な人物でしたから。ですが、彼がどんな性格で、どんな人が好きで、何を愛していたのかという、彼の素顔を知る人は、ファンの方を除けば、とても少ないはずです。
私がマイケルの素顔を知ったのは、残念ながら彼が亡くなった2年後の2011年。そう、去年のことでした。
去年の夏、偶然にも図書館で目にしたマイケル・ジャクソンの自伝『ムーンウォーク』。それを手にしたのは本当に何となくです。閲覧スペースの空いている席に腰掛け、ページをめくりはじめました。
前書きをとばして、本章を読み始めてすぐ飛び込んできた彼の言葉に私は引き込まれてしまいました。「こんなにも純粋な人だったのか」「まるで子どものような無邪気な人ではないか」そんな思いが頭を過ぎりながら、どんどん読み続けました。
幼いころからエンターテイメントの第一線で活躍し続けた彼からは、人を楽しませたい、驚かせたい、幸せにしたいという気持ちが、文章の全てから伝わってきました。
そのために、どれだけの労力とお金をアルバム制作にかけたかことか。自ら語るほどの完璧主義者のマイケル。彼が生涯に残したソロアルバムの数は、そう多くありません。その理由は、1枚1枚、1曲1曲を全身全霊で創り上げていたからなのです。
彼の人を喜ばせたいという思いはやがて、慈善活動に力を入れるようになりました。アフリカの恵まれない子どもたちを救うチャリティーソングを歌い、その後も多くのメッセージソングを手掛けました。
そして彼は、地球を癒そう、救おうというメッセージを送るようになりました。
自伝を読み終えた私は涙が溢れ、胸が熱く苦しくてたまりませんでした。
彼は亡くなるまで、世界の病院や孤児院の子どもたちと触れあい、救いの手を差し伸べ続けました。いいえ、亡くなった今も彼の救いの手は差し伸べられ続けています。
彼の残した言葉は私の人生を変えてくれました。私は今、積極的にボランティア活動に参加、募金に協力するなど、今現在の自分が、できる限りの支援を行なっています。私の行いを介して彼の救いが世界に届いているのだと感じているからです。
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